カテゴリー: ジグソーパズル, ピース

展示用ジグソーパズル

ジグソーパズルの販売店でよくある質問に・・・

「展示してあるジグソーパズルは誰が組んだの?」
「何枚も飾ってあって大変だったでしょう!」

というものがあります。

おそらく、販売メーカーの社員が販促のために組んだり、パズル好きの店員がヒマをみて組んでいる、と思っている方も多いのではないでしょうか?

でも、実は展示見本は誰も組んでいないんです!

どういうことかと言いますと、製造段階であらかじめ別に作るものなのです。

通常のジグソーパズルは、タテ刃、ヨコ刃の2度のカットで制作します。(タテ、ヨコ両刃ともセットされた1度抜きの型もあります。)

nukigataタテ刃

nukigataヨコ刃

nukigata完成図

この抜き型がプレス機にセットされ、真上から荷重をかけて押し切ります。

nukigata

nukigata

この工程で完全に刃が通らないように力を加減し、パズル本体の紙の厚さの半分程度で止めることができます。

つまり、表面に刃型がつくだけで完全にはカットしない状態で止めるわけです。

nukigata

nukigata

この状態のものを【ハーフカット】や【ハーフパンチ】と呼びます。表面から見ればジグソーパズルが完全に組まれたように見えますので、これを【完成見本】として展示しているわけです。

ちなみに、完全に抜いた状態でバラす前(組み上がった状態)でも保管されます。これを【全抜き】や【フルパンチ】と呼び、紛失ピースの対応などに使用されます。

メーカーで製造時期ごとに保管され、左から何番目、上から何番目とピースの請求があった時にそこから抜いて対応しています。

ジグソーパズル×ランド

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ピース自作大作戦(1)

紛失ピース自作

まず用意する道具としては、カッター、カッターマット、彫刻刀(主に丸刀)、木工用ボンド。
そして、実際のピースとなる素材ですね。

足りないピース自作

特殊な物を除いて、ジグソーパズルのピースの素材は「紙(板紙)」で出来ています。一般的には、何層かに合紙されて厚みが出来ていますので、ある程度の厚みの紙を重ね合わせれば良いことになります。

まあ、厚紙ならばだいたいOKということです。空き箱を崩して使うことも出来ますので、特に買わなければいけないものではありません。

ジグソーパズルのピース自作

ただ、素材として使いやすいのは「工作用紙」です。100円均一ショップなどにも売っていて、比較的手に入りやすく加工もしやすいと思います。ピース自体は小さいので「工作用紙」一枚あれば十分間に合います。

今回は「工作用紙」を使用して作ることにします。

海外パズルの足りないピース自作

ピース自作

「工作用紙」はある程度の大きさにカットして貼り合わせます。だいたい7〜8cm角が使いやすいと思います。

木工用ボンドなどで貼り合わせればきれいに合紙できます。木工用ボンドは乾けば透明ですので、はみ出しても目立たなくなる点でおすすめです。

まず、どのくらいの厚みが必要か。実際のピースを測ってみます。

不足ピース自作

今回のピースは約「2mm」厚です。「工作用紙」の方もそれに合わせればよいことになります。ただし、初めからピッタリの厚さにすることは難しいので(合紙する時のボンドの塗りなどのため)、より厚めに作っておき、あとで剥がして調整する方が良いでしょう。

ピース自作

今回は、「工作用紙」を4枚と上部を白くするためのコピー用紙を貼り合わせました。測りますと
「3mm」弱といったところでした。ピースの形になってから、ハメてみて厚ければ一枚ずつ剥がして調整することにします。

ピース自作

ピース自作

厚紙が用意できましたら、今度は実際のピースの形を型取ります。

足りない部分の周囲8ピースを取出し、裏側をマスキングテープ(貼ってはがせるテープ)などで借り止めしてくずれないようにします。

ピース自作

ピース自作

用意した厚紙の中央に置き、抜けているピースの形をなぞります。細いシャープペンシルなどで、出来るだけ縁のギリギリに沿って線で型取ります。

ピース自作

型がとれましたら、次からはいよいよ切り抜きです。

ジグソーパズル×ランド