カテゴリー: パズルの出てくる, 小説、

生物と無生物のあいだ(本)

大ベストセラーになった新書
生物と無生物のあいだ
福岡伸一

生物とは何か?生物科学の本です。
謎を解くカギはジグソーパズルにある・・?

この本は、生物と無生物との違いの定義について、書かれているのですが、
なぜか10章で、ミッシングピース(ピースが無い)ことについての記述が現れます。
やのまんさんのピース請求についてが細かく語られています。

何がこの本のテーマとつながるのかというと、

======p170======
また、葉書が無い場合には、まわりを囲む8つのピースをはずした上で、崩れないようラップ等でくるみ、
封書に入れて品番・品名・請求ピースの位置を明記の上、下記住所までご送付下さい
===============

この部分。
まわりの8ピースがわかれば、無くした(無い)ピースの「形」が特定できる。
人間のカラダに於て、

======p175======
あるタンパク質には必ずそれと相互作用するタンパク質が存在する。ふたつのタンパク質は互いにその表面の微細な凹凸を組み合わせて寄り添う。ジグソーパズルのように、その結合は特異的である。
===============

であるという。
生きている間、あたかも絶えずピースを捨て組み直すが如く、ピースは体内で入れ替わていく。

またp184で更に3Dパズルに言及。その「パズルのピース」だけで三次元の世界を構成・完結しているさまをみて

======p185======
「生命は、タンパク質というジグソーパズルによって構成された球体に内包されている」
・・・・・
・・・たとえばヒトは、遺伝子=タンパク質の総種類、二万数千のピースからなる3Dジグソーパズルであるといったらどうだろうか。・・・
===============

数は正確にはもっと膨大な数となるそうですが、
ジグソーパズルである私たちが、その指を動かし、頭を使って、ジグソーパズルを組んでいる姿というのは
ちょっとシュールではないですか?

「生物と無生物のあいだ」はその例え方が絶妙で美しい一冊です。おすすめです。
生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)


※過去にポストしたブログの再掲載です。
 自作ピースの際に、利用したのもこの方法です。
自作ピース大作戦

カテゴリー: 小説、

魔法使いハウルと火の悪魔(ハウルの動く城)

ジグソーパズルが出てくる小説やドラマ映画をご紹介します。
(以前ジグソーパズルブログにて執筆した記事の再掲載です。)


魔法使いハウルと火の悪魔(ハウルの動く城1)
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

ご存知ハウルの動く城の原作本です。
小説のハウルは、女の子を口説くために何時間もお風呂に入り、
好きになった女の子のもとに通うおしゃれ好きでちょっと経済観念のない美しい青年です。
魔法使いのいる世界で、3人姉妹の長女として生まれた不運に嘆く(たいていお話では末っ子が主人公なので)ソフィーが
妹をハウルから守るため、バラバラに切ったハウルの上着を縫い直しているときにハウルが一言。

「どうしてぼくの上等の服でジグソーパズルをはじめたんだろうなあ」

それは、そうとうな上着バラバラ事件…。
縫い合わせてもパッチワークのような状態だと思います。そういえばジグソーパズルとパッチワーク、似てますよね。
(パッチワーク柄のジグソーパズルなんてもしあったらとても難しそうです!!)

映画のハウルと、小説のハウルはまったく別人。お話も他の登場人物の設定なども違うので
両方を比べてみるのも面白いと思います。(^^)
(小説は第2巻まであります。2巻ではハウルとソフィーの子供もでてきます)


常に在庫状況は変わりますので、あらかじめご了承ください。
ジグソーパズル×ランド